たなか歯科医院ブログ
セラッミックといえば
2022-08-01
みなさんはセラミックといえば、どんなものが思い浮かびますか?
身の回りのものでセラミックといえば、セラミックの包丁やセラミックヒーターなどがありますが、歯科ではもちろんセラミックの詰め物や被せ物があります。
今回は、歯科でのセラミックについて説明します。
セラミックと言っても最近ではいろいろな種類のセラミックがあります。
まずは昔からあるセラミックのひとつであるポーセレン(陶材)です。ポーセレンは、お茶碗と同じような材料でその特徴としては、透明度が高く、歯とそっくりな被せ物を作れます。その一方で単独での強度が十分ではないことから、金属やさらに硬いセラミックと一緒に組み合わせて使うことが多いです。
たなか歯科医院では、硬い金属の上にポーセレンを張り付け、歯とそっくりな被せ物にしたレーザーボンドという被せ物があります。金属のフレームの上に技工士さんが職人技で歯とそっくりにポーセレンを盛って作っているため、隣の歯に自然に馴染むように被せ物を作ることができます。
次に、ポーセレンより強度を高めたe-MAXというセラミックについて説明します。e-MAXはポーセレンの見た目のキレイさはそのままに、強度を高めたセラミックになります。そのため、ポーセレンのように固い材料との組み合わせで用いるのではなく、単独で用いられます。
たなか歯科医院では、e-MAXで詰め物と被せ物両方作ることができます。見た目と強度をバランスよく兼ね備えている詰め物・被せ物を作成できます。
三つめは、さらに強度を高めたジルコニアというセラミックです。ジルコニアの特徴はセラッミックの中では最高の硬さをもっていることです。その一方でやや透明感が劣るという一面もあります。そのため、強度が求められる奥歯に用いられることが多いです。
たなか歯科医院では、ジルコニアで詰め物と被せ物を作ることができます。強度が求められる場合に特に優れています。
以上のセラミックは、保険診療の適応外なので自費治療の被せ物・詰め物になりますが、これ以外にハイブリットセラミックという保険適応のセラミックも最近出てきました。ハイブリットとは混ぜ合わせという意味で、ハイブリットセラミックはセラミックにプラスチックの材料を混ぜ合わせたものになっています。プラスチックが入っている性質上、本来のセラミックより見た目や強度の上で劣ります。そのため、保険適応にはなっていますが、適応となっている歯の場所が決まっていたり、金属アレルギーがあることなどの条件が決まっていたりするので、詳しくは担当歯科医師に相談してみてください。
被せ物は保険治療や自費治療で種類が多いので、どの被せ物にするかは担当歯科医師としっかりと話し合って決めていきましょう。
身の回りのものでセラミックといえば、セラミックの包丁やセラミックヒーターなどがありますが、歯科ではもちろんセラミックの詰め物や被せ物があります。
今回は、歯科でのセラミックについて説明します。
セラミックと言っても最近ではいろいろな種類のセラミックがあります。
まずは昔からあるセラミックのひとつであるポーセレン(陶材)です。ポーセレンは、お茶碗と同じような材料でその特徴としては、透明度が高く、歯とそっくりな被せ物を作れます。その一方で単独での強度が十分ではないことから、金属やさらに硬いセラミックと一緒に組み合わせて使うことが多いです。
たなか歯科医院では、硬い金属の上にポーセレンを張り付け、歯とそっくりな被せ物にしたレーザーボンドという被せ物があります。金属のフレームの上に技工士さんが職人技で歯とそっくりにポーセレンを盛って作っているため、隣の歯に自然に馴染むように被せ物を作ることができます。
次に、ポーセレンより強度を高めたe-MAXというセラミックについて説明します。e-MAXはポーセレンの見た目のキレイさはそのままに、強度を高めたセラミックになります。そのため、ポーセレンのように固い材料との組み合わせで用いるのではなく、単独で用いられます。
たなか歯科医院では、e-MAXで詰め物と被せ物両方作ることができます。見た目と強度をバランスよく兼ね備えている詰め物・被せ物を作成できます。
三つめは、さらに強度を高めたジルコニアというセラミックです。ジルコニアの特徴はセラッミックの中では最高の硬さをもっていることです。その一方でやや透明感が劣るという一面もあります。そのため、強度が求められる奥歯に用いられることが多いです。
たなか歯科医院では、ジルコニアで詰め物と被せ物を作ることができます。強度が求められる場合に特に優れています。
以上のセラミックは、保険診療の適応外なので自費治療の被せ物・詰め物になりますが、これ以外にハイブリットセラミックという保険適応のセラミックも最近出てきました。ハイブリットとは混ぜ合わせという意味で、ハイブリットセラミックはセラミックにプラスチックの材料を混ぜ合わせたものになっています。プラスチックが入っている性質上、本来のセラミックより見た目や強度の上で劣ります。そのため、保険適応にはなっていますが、適応となっている歯の場所が決まっていたり、金属アレルギーがあることなどの条件が決まっていたりするので、詳しくは担当歯科医師に相談してみてください。
被せ物は保険治療や自費治療で種類が多いので、どの被せ物にするかは担当歯科医師としっかりと話し合って決めていきましょう。