一般歯科・矯正歯科は諫早のたなか歯科医院へ

年齢を重ねていくにつれて、お口にも変化がでてきます。
例えば、顎の骨がやせて歯茎が下がってきたり、口の周りや舌の筋力が低下して、話しにくくなったり、硬いモノやお肉など噛みきりにくくなっていくのはその典型です。
また、虫歯や歯周病や歯が割れることによって、歯の本数が減るにつれて、噛む力も弱くなっていきます。それを補うために入れ歯との付き合いも始まってきます。

何歳から「高齢者歯科」という定義はありません。
そのような加齢に伴う変化を向き合い、「話す力」「食べる力」の衰えを予防、維持、リハビリを主な目的とした歯科の取り組みを総称して高齢者歯科といいます。

多くの歳を重ねても、いつまでのいきいきと暮らしていくためには、「食べることができる」のを維持していくことが大切です。特に「“なんでも”食べることができる」のを維持していくには、歯が重要な役割を果たします。そして、意識的な日々のお口の管理と運動がかかせません。

「食べること」を支えているのは、主に、「歯」歯を支える「顎の骨」お口を動かす「周りの筋肉」ですが、年を重ねるごとにお口の機能は弱くなっていき、自己管理が難しくなってきます。
例えば、加齢により歯茎が下がることで食べ物が詰まりやすくなるといった変化が起きると、昔と同じ磨き方ではしっかり磨けないということがでてきます。また、唾液の量が減って口が乾きやすくなったりすると、口臭や虫歯のリスクが上がります。
他にも、歯茎が腫れやすくなって歯周病が知らないうちに進行して歯がグラグラになって痛くて噛めなくなり、歯を抜かないといけなくなったりする可能性もあります。

「今まで虫歯もなかったけど、食べ物が詰まりやすくなって歯が痛くなってきた」「歯は丈夫だったから歯医者にずっといってなかったけど、最近歯が揺れてきてうまく噛めない」なんてことはありませんか？またそのようなことを言っている人が周りにいないでしょうか？

このような、お口の中の変化に対応するには、定期的な歯医者さんでの検診、メンテナンスが一番効果的です、一度、歯科の受診をオススメします

1.定期的な歯科検診・メンテナンス
定期的な検診、お口の健康を維持するために重要です。メンテ時期に関しては、一人一人のお口の中の状態に合わせて１ヶ月～半年間隔（一般的には３～４か月）を提案しております。歯の健康状態や歯肉の状態を確認し、経過を診ながら、予防・維持をはかっていきます。

2.歯石除去とクリーニング
メンテナンスは主に歯石の除去や歯のクリーニングも行われます。歯石は歯肉の炎症や歯周病の原因となるため、定期的なクリーニングが必要です。

3.口腔ケアのアドバイス
年を重ねるにつれてお口の中は変化していき、今までの方法では磨けなかったりすることがでてきます。それを放置すると虫歯や歯周病の進行を引き起こしてしまうかもしれません。たなか歯科では、メンテナンスの際に、必要に応じて適切な歯磨き方法やフロスの使い方、口腔ケアについて相談していただくこができます。

4.入れ歯や義歯の調整
入れ歯や義歯を使用している場合、必要があれば調整を行います。 入れ歯は適切に使用されれば、噛む機能を維持することができますが、合わない入れ歯を無理に使っていたり、適切に管理できていないと歯や歯茎を傷めてしまう原因にもなりますので、使用や管理方法に関して疑問点があればご相談下さい。

院内は、バリアフリーで車いすの方でも定期的な受診・治療・検診・メンテナンスが受けられるように、環境整備しております。玄関前のスロープの設置はもちろん、車椅子の方でも利用できるトイレの設備もございます（診療室奥にあるため、利用の際は受け付け・中のスタッフなどにお尋ねください）。また、院内移動用の車いすが常備してありますので、いつでもご利用いただけます。

また、交通手段に問題があり、通院困難な近隣の患者様の送迎も行っております。利用できる条件や範囲、曜日や時間帯などに制限があるため、詳しくは当院までお問い合わせいただいたらと思います。

当院では「訪問診療」を実施しています。寝たきりの方や、通院が難しい方にも歯の治療を受けていただけるように「在宅訪問診療（往診）」を実施しています。
「入れ歯が合わなくて食べにくい」「体力低下などでお口の清掃が難しい」といったご本人さんの悩みだけでなく、「最近介護を任されて、歯磨きの介助も頼まれたけど、うまくできているかわからない」「最近飲み込みがしにくそうで、よくむせるけど何か悪いところがあるのかな」といったご家族の方の悩みもあると思います。また、ご家族やお知り合いの方で、「歯の治療が受けられない」とお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。