たなか歯科医院ブログ
詰め物・被せ物・銀歯が外れた場合どうしたら良い?
2023-01-30
詰め物・銀歯が再利用できる場合
治療方法:消毒・調整をして、問題なければ装着します
治療回数:1~2回
※詰め物・銀歯が古くなっている、自分の歯が欠けてしまっている、ピタリと元に戻らない場合、持参して頂いても装着できない場合があります。
むし歯が中で大きくなってしまった場合は再治療が必要
詰め物や銀歯が外れてしまう原因として、接着材の劣化の他にも原因があることがあります。
① 詰め物、銀歯の隙間でむし歯ができていた可能性
このような場合は、虫歯の治療後、型取りをして新しいものを作り直します。
新しくつくり直すものは、自分の歯が残っている部分の大きさにもよりますが、
・金属やプラスチック(保険適応)
・セラミック(自費治療)
を選択できます。
治療方法:消毒・調整をして、問題なければ装着します
治療回数:1~2回
※詰め物・銀歯が古くなっている、自分の歯が欠けてしまっている、ピタリと元に戻らない場合、持参して頂いても装着できない場合があります。
むし歯が中で大きくなってしまった場合は再治療が必要
詰め物や銀歯が外れてしまう原因として、接着材の劣化の他にも原因があることがあります。
① 詰め物、銀歯の隙間でむし歯ができていた可能性
このような場合は、虫歯の治療後、型取りをして新しいものを作り直します。
新しくつくり直すものは、自分の歯が残っている部分の大きさにもよりますが、
・金属やプラスチック(保険適応)
・セラミック(自費治療)
を選択できます。
新しく作る場合
治療方法:むし歯の部分を取り除き、型取りを行い、装着します
治療回数:2~3回
※むし歯の進行によっては治療の回数が変わります
② 歯ぎしりや嚙み合わせの問題ではずれた可能性
時間の経過とともに、金属の摩耗や酸化で、かみ合わせの変化や歯ぎしりが原因で、詰め物や銀歯に余計な力がかかり、外れることがあります。
銀歯が擦り減っている可能性が高いので、再度、型取りをして、作り直します。
また、歯ぎしりが原因の場合、歯に過剰な負担をかけないよう、夜間眠っている間に装着するマウスピースを作製することもあります。
治療方法:型取りを行い、装着します。
治療回数:3~4回
※マウスピース作製の場合、新しい銀歯の装着後、マウスピース作製のための型取りを行います。
よくある質問
Q.銀歯・詰め物が外れてしまった時、違う歯医者に行っても大丈夫ですか?
A. 銀歯が取れたときの治療は、違う歯医者でも問題ありません。
治療中の歯を違う歯科医院で治療することは、理由がない限りあまりおすすめできませんが、銀歯が外れたときの治療は、違う歯科医院に行っても大丈夫です。早く治療をはじめることをおすすめします。
Q.取れてしまった詰め物や銀歯を自分でつけてもいいですか?
A. とれてしまった被せ物や詰め物をご自分でつけるのは、やめてください。
仮にくっ付いたとしても、かみ合わせがうまくいかず、無理な力がかかり、歯が欠けたり割れたりすることがあります。また、外す時に大幅に歯を削らなければならないこともあります。
Q.詰め物・被せ物が外れてしまいました、歯みがきをしても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。
しっかり歯ブラシをあてて、はさまっている食べ物や歯垢をおとしてください。 ただし、傷つけたりしないように優しく磨いてください。
詰め物が外れた部分は、歯の内側の柔らかい部分(しみやすい部分)がむき出しになっており、むし歯になりやすい状態です。口腔内を清潔にして、すみやかに歯科医院で来院してください。
Q. 詰め物・銀歯が取れたところが黒くなっています・・・
A. 取れた部分が黒くなっている場合は、むし歯の再発の可能性があります。
詰め物や銀歯が外れてしまったのも、そのむし歯が原因かもしれません。むし歯の深さによっては神経の治療や被せ物の治療を行います。
Q. 詰め物・銀歯が外れて飲み込んでしまいました。どうしたらいいですか?
A. 多くの場合、問題なく排泄されることがほとんどです。
歯科の材料は飲み込んでしまっても人体には影響のない成分で作られています。飲み込んでしまったあとに、喉にひっかかりを感じ、胃痛や腹痛がある時は、内科を受診してください。気管に入ってしまった場合は詰め物に付着していた細菌によって誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
Q. 詰め物・銀歯が外れた時に食事で注意することはありますか?
A. 冷たいものや熱いものをできるだけ避けてください。
とれた部分の歯は弱っており、もろくなっていることが多いので、できるだけ反対側の歯で噛むようにしてください。そして、早め歯科医院の受診をしてください。
Q. 取れた銀歯が臭います・・・
A. 銀歯や詰め物は経年の劣化で隙間ができ、食べ物のカスや歯垢が溜まりやすくなります。それによって細菌が発生することが臭う原因になっています。
銀歯は、歯との境目に隙間ができやすく、むし歯の再発(二次むし歯)になる可能性が高いです。定期検診で予防することも大切です。
セラミック製の詰め物は汚れが付きにくく、歯と隙間ができにくいため、二次むし歯になりにくいメリットがあります 。
今回は詰め物・銀歯が外れた際のお話をさせて頂きました。
詰め物や被せ物が外れてしまった場合、外れてしまった詰め物やかぶせ物が残っていれば、持参して、早めに診療にお越しください。