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たなか歯科医院ブログ

インプラント治療について
2021-12-27
諫早市小野町の歯医者「たなか歯科医院」です。

インプラント治療は、今や治療の1手段として安心して受けていただける治療になっています。今回はインプラント治療について書いてみたいと思います。

皆様ご存じの通り、インプラント治療は歯が欠損した場合に歯を入れる一つの手段として存在する治療です。
インプラント歴史は、1952年、スウェーデンのブローネマルク先生が「オッセインテグレーション(骨とチタンの結合)」を発見したことから始まりました。 これにより、チタンが生体に対して害を及ぼしにくい金属であることがわかりました。 
その後研究が繰り返され、1965年にはとうとう人体への応用が開始されました。徐々にデータが蓄積されたことで信頼性が高まり、1980年代には世界中から評価を得るようになってきました。現在は、失った歯を補うためのひとつの治療方法として、世界中で導入されています。

当院でも開院した17年前から多くの患者様がインプラント治療を受けられました。
当院でも虫歯や歯周病で歯を失ってしまう方が残念ながら多くいらっしゃいます。歯を失って放置すると、そこからかみ合わせが崩れていきます。1本の歯を失うと、まるで失った部分を補うかのように、両隣の歯は傾き、失った歯と咬み合っていた向かいの歯が伸びてきます。こうして徐々に咬み合わせが崩れていくのです。
咬み合わせのバランスが崩れると、顔の輪郭が変化してしまったり、歯並びが悪くなってしまったりする可能性があります。つまり、1本の歯だけの問題ではなくなってしまうということです。そのため、1本でも歯がなくなってしまったら、早く新しい歯を補う必要があります。

インプラント治療の一番の魅力は、歯本来の機能と見た目を回復できるというところにあります。
機能性に関して、インプラントよりも優れる治療法は現在のところありません。

また、違和感が少ないことも特徴のひとつです。食事の際には、自分の歯と同じように噛むことができ、天然の歯とほとんど変わらない感覚を再現できるため、違和感を感じることはほとんどありません。
失った歯を人工の歯で補う方法は他にもありますが、健康な歯に負担をかけずに補うことができるのはインプラント治療のみです。そのため、インプラント治療を選択するということは周囲の歯の寿命を延ばすということにもなります。もちろんインプラントそのものの寿命も他の治療法に比べるととても長くなっています。
インプラントが第二の永久歯と呼ばれるのはそのためです。

近年のインプラントの技術革新は、めざましいものがあります。当院でもより患者様に負担の少ない方法をといろいろアンテナを張り、CTによる診断はもちろん、手術用ガイドの利用、それにともなってより改良されたインプラントを採用し、患者様に施術をおこなっています。

インプラントは現在、保険の効かない治療となっています。治療期間も長くかかる場合が多く、歯の欠損歯数はもちろん、骨や歯茎の状態により治療期間が異なります。早い場合でも3~4ヶ月、治療期間の長い方では1年程かかる方もいらっしゃいます。
費用も様々ですが、1本30万円程で考えておいていただくとよろしいかと思います。
欠損歯数が増えると同じ本数インプラントを植えるわけではないので、少し割安になると思いますが、患者様それぞれでかなり違ってきますので、まずはご相談いただけると良いと思います。

また、インプラント治療後は良い状態を維持するため、メンテナンスが欠かせません。1度インプラント治療を受けられますと、その医院と一生に近いお付き合いになると思いますので、なるべく多くの医院で相談され、長くお付き合いしていける医院で施術を受ける事をオススメします。
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